今週のお題「試験の思い出」
実に捗りそうなお題の提供に感謝。サンキューはてなブログ!一生推します!
…ということで、無数にある試験やらかしの中から厳選した。
1.「お話にならないとは、このことですね」 〜漢文の演習授業〜
試験返却時のコメント、要りますか?
本試験・中間試験や小テスト、あるいは課題などを返却するときに、一言コメントをして返すタイプの先生はよくいると思う。勿論、98/100(点)*1などの好成績を残せば褒められるだろうけど、僕は大抵そういう場で「公開処刑」をされる罪人であった。
「お前勉強したのか?」
「ちょっと怠けてきたな?」
「なんでこんな低いんだ……?」
サーセン……。
だって「やっても分からない」ものは仕方ないではないか。何が分からないのか分からない。全部珍百景に応募したいくらいである。ここで「できなかったのではなくて、やらなかっただけ」という指摘をするあたり、先生方も大変なんだな~と思わずにはいられない。だが、後々もっと大変にならないうちに、その思考癖を捨てることを僭越ながらアドバイスさせていただく。
その点大学は良かった。答案は基本的に返却されないし、そもそも試験結果が出る前に教授とはさようならである。
試験を終えた学生は、前期科目なら後期開始直前、後期or通年科目なら翌年度開始直前に、成績を取りに行く(あるいはポータルで開示されるからそれをダウンロードする)ことになっている。
受ける前からやらかす ~本当にすみませんでした~
ということで例に倣い、とある演習形式*2の必修科目を受講ののち、学年末にその試験を受けることになった。
内容は漢文学である。
もはやこの3文字だけで理解を放棄したくなったが、必修なのでCでも良いから単位は欲しいところだ。2年の後期、となると、ギリギリまだやる気があった時期である。
とはいえこの授業は、試験を受ける前から盛大にやらかした。
当時発表においてチームを組んでいた同級生との打ち合わせの約束を寝坊で反故にし、ついでに介護体験の参加者説明会にも寝坊*3し、その介護体験と2度目の発表が丸被りし、おかげで2度目の発表を相方一人に任せることになり、せめて1週目は頑張ろうと意気込むが大した資料は作れなかった、という感じである。同級生には何度頭を下げても足りない。
そんなゴタゴタ続きではあったが、この授業には筆記試験もあった。演習授業では珍しい、というかなら何故発表させたんだ、という感じであるが、ともあれ受けないと単位が取れないので嫌々受けた。
―あれ、めっちゃ分かる。
僕は絶句した。ある意味「何これー!」である。いつもなら分からなさ過ぎて絶句しているところだが、試験内容はまるで全て現代日本語であるかのように頭に入ってくる。これは漢文のはずなのに、だ。
念のため時間ギリギリまで見直しをして、自信たっぷりに解答用紙を提出してその授業は終わった。完全勝利を宣言したと同時に眠くなってきて、その日はさっさと帰って昼寝した……と思うが違ったかな。
沙汰は下る、我は抗議する
さて4月である。
既に「3年生になれるか否か」問題はクリアしていたこともあって、春休み(特に3月)の僕は完全に余裕をぶっこいて、関西旅行とか帰省をしていた。ただ、成績そのものは4月頭にならないと配布されないため、再履修の必要があるか否かはそれまで確認できない(ので「遅い」と皆憤っていた)。
ようやく行われた成績配布で、書類を受け取った僕は自信満々にそれを開いた。
≪漢文学ナントカ演習 不≫
は????
思考が、ぷしゅぅう、という音を立ててフリーズした瞬間だった。
今度こそ、ナニコレ????である。何これナニコレ何~此れ~~~~???珍~ひゃ↑~っけ~い↓、である。通知表の内容が理解できなくて絶句、というパターンは予想していなかった。勿論だが「この通知表、なんて書いてあるか分からないんだけど解説してくれる?」なんて友人に聞いている、阿呆な学生は僕だけのようである。
約10秒を置いて、僕はようやく「必修の単位を落とした」と理解した。
しかし引き下がるわけにはいかない。何故かって、
「出席要件、発表、そして試験の受験。要件は満たしているし、答案は全部書いたじゃないですか」
こんな内容を成績評価調査*4に真顔で記入し、担当教授宛に提出した。今考えると頭がおかしかったと言える。果たして約2週間後くらいに返答として返ってきたのが、中タイトルにも記入したコメント、ってわけだ。
「試験は受ければそれでよいというわけではなく(←当たり前)、一定の理解をそこで示さなくてはならないということは周知したはずである。で、肝心の試験結果は以下のとおりである」
点数の欄には【34】という数字。成程、「お話にならないとは、このことですね」。
試験や評価の公平性、といった諸問題はともかく「発表や出席も加味しろ」という要求は完全に地雷だったと言える。先述の同級生にはこの場をお借りして、改めてお詫び申し上げる。本当にすみませんでした……。
なお、採点結果そのものには未だに納得していない*5。
2.その他
- 中学:中3模試における「規定途中離席回数」(?)をクリア。嬉しくない。
- 中2:定期試験後のノート提出で「D」評価。
- 高1:数Ⅰの前期中間で15点。
- 高1:数Ⅰの前期末で3点。
- 高1:夏模試の数学で0点。「全国下から一番」を達成しドヤ顔を披露する。
- 高1:冬休み明けのテスト中問題用紙に落書きしていたのがバレて、試験官に机を蹴飛ばされる。傑作だったんだけどなあ(←違う、そうじゃない)。
- 高2~3:体育の実技で教師の微妙な顔とクラスメイトの失笑を買う。
- 高3:センター入試終了後、会場に迎えに来ていた親の車をスルーし電車で帰宅する。
- 大1:「絶対落としてはいけない!」と言われていた漢文(講義)で落単。
- 大1:ついでに中国語も落単。
- 大1:運転免許取得の本免試験で、エンジンのかけ方・出発・曲がり方・曲がる場所・停車位置の全てにおいて怒られるも、何故か一発合格。
- 大2:必修でこそないが「取っておけば卒業要件単位に加えられた」極楽の漢文(講義・4単位)を「必修だと勘違いしていてやる気が失せた」という理由で放棄。
- 大2:ついでに中国語も落単。
- 大3:専門外の講義(社会学)で頓珍漢なコメントを繰り返し、リアクションペーパー2回の提出義務を忘れ、挙句持ち込み可の試験で撃沈し落単。
- 大3:手書き原稿用紙サイズが不統一*6だという理由で国文学のレポートを「放棄」扱いにされる。
- 大3:逆に「放棄」したにもかかわらず国文学の講義で「不可」扱い*7。
- 大3:勘違いでレポート期限に30分間に合わず、国文学の楽単を落単。
- 大3:ついでに中国語も落単。
- 大4:採用面接で企業への逆質問のところを「詳しくご説明頂いたので、何もありません」とドヤ顔で回答。当然お祈りされる。
- 大4:採用試験の一次(筆記)で試験会場を間違えるも、即座に切り替えて赤新駅採集やバッティングに興じる。しかし試験会場も赤新駅だったため、惜しいことをしたと落ち込む。なお当然不合格。
- 今年:訓練校の試験で「中学卒業程度の国語・数学」が全く分からなかったのに合格。
- 今年:日本語能力検定に申し込むも諸事情*8で欠席。3000円を溝に捨てる。
皆様はマネしないようにしましょう。
*1:中2学年末の数学で出した点数。塾に行き始めた効果が表れたといえるが、ここからは落ちる一方だった。
*2:学生がテーマに基づいて調査→発表を行い、他の学生から質問を受けたり、講師がフィードバックをする形態の授業。これの反対が講義である。
*3:なお説明会は昼休みの時間に行われていた。
*4:期末試験の評価に納得いかないとき、学校事務を通じて提出、その評価の理由を問うことができるもの。ただし、結果が変わるわけではない。
*5:この翌年度、再履修で神のような先生の演習なのに発表が無くてとても楽分かりやすい授業に当たり無事単位を取ったことも、合わせて記しておく。
*6:一部授業ではこのように、レポートは「手書き」のみという指定があった。今でもそうなのかな?
*7:勿論結果は等しく「落第」である。
*8:ナントカ禍及びそれによる「家の裏で死んでた魚みたいな略称の政策」の影響。