むしょくとうめいのらくがき

鉄道と酒と野球ではしゃぐ5歳魚と27歳児の気ままな放浪記とか落書き 

【マロが行く】第n+2回とりあえず西を目指すやつ -2023.3.18 信越本線、えちごトキめき鉄道など

 今日はツーデーパスを使い、西を目指すことにした。

雨模様もまた一興?

 

 

 

1.新津~長岡~柏崎

 

 土曜日である。

 三連休の2日目である。

 えちごツーデーパスの適用期間である。

電車旅に理由なんていらない!(目的地くらいは決めよう) -長岡駅

「電車に乗るよ!」

 提燈が指し示すまま、今日も僕と相棒・マスコロは家を飛び出した。ここには計画も、理由も何も要らない……とは、前回申し上げた通りである。そらもうアレよ、はっきり言うて。おーん。

 ……と言って新津駅から電車に乗る。E129系が、今日も西へと走り出す。

 時刻にして11時半ちょっと前である。

 

炭水化物と炭水化物の夢のコラボレーション -長岡駅1Fフードコート

 最初の乗り換え駅・長岡に着いたタイミングで、既に身体は昼食を欲していた。正午をまわっていたので無理もないが、朝食は9時半頃だったから、随分健康的なことだと我ながら思う。この後行こうとする方面には、1時間とちょっとという余裕がある。……ありすぎる。

 駅ビル内のフードコートで、うどんとたれかつ丼のセットを頂く。美味かった。またしても「こういうのでいいんだよ、こういうので」の最上位互換に該当する満足感を味わい、我々はホームに戻ろうとする。

「……まだ30分くらい空くなあ」

「30分って地味に長くない?」

 わかる。先日買ったばかりの時刻表は、こういう地味な空白を極力減らすためにあるもののような気がするが、それはさておき。

「今日ってどこ行くの?」

「市振……にしたかったけど、糸魚川

「今決めたね」

 はい。

 とりあえず、ガブリ、と指を噛まれた。まあ、いつものことなのであまり怒ってもいないようだ。しかし、我ながらもう少し計画性を持たないと、自称・乗り鉄としては五流以下である。何せ今日の僕は、

  • 起床がAM9:00(←最寄り駅までの所要時間、ダイヤを考慮すると遅い)
  • 最初に乗る電車を決めていない
  • 目的地を一個も決めていない

 という感じだった。乗り鉄検定みたいなものがあったら、落第どころか0点である。

 

 長岡から、同じE129系だが2両のワンマンカーで、引き続き信越線を進む。上越線と分岐し信濃川を渡る。今日は乗り鉄日和!……と言いたいが、

この雲である

 今日の降水確率は100%。予報通りの雨が、ぐずついている、とでも言い表すべき降り方で視界を濡らしている。まあ、この時期なので花粉が洗い流れてくれて、逆に良かったかもしれない。先日のように、快晴のところを弥彦山へ向かっていき、見事に天敵にダメージを被る……ようなことにはならないだろう。

 

 

2.柏崎~上越妙高

 

 柏崎に到着。

駅メモ青海川しゅか」のデジタルスタンプラリー予告(※まだ開催前です)

 

 我々の約30分後に長岡を発車した特急列車が、我々の約10分後にホームに滑り込んでくる。特急列車は速い。一個思いつく。

「しらゆきと新幹線を乗り継ぎます」

こういう感じで移動していきます

「制度のフル活用」

 乗車中のしらゆきは、新幹線接続を考慮して設定された節も強い特急である。長野方面はともかく、富山・金沢方面への乗り換えは、わりとスムーズなように感じる。さらに目的地は同じ新潟県内の糸魚川であるから、上越妙高発なら隣同士、つまり特定特急料金が適用される、というわけだ。これにより、在来線特急の「新幹線乗り継ぎ割引」と合わせて、特急料金を抑えることができる。 

 もっとも糸魚川へ行くなら直江津で乗り換えて、トキめき鉄道のローカルに乗る方法が良いのかもしれないが、ダイヤを見ると、まあ、その、到着時刻がそんなに変わらなかったような気がするので、好きな方を選んだ。

 

 特急列車は速い。そして海は綺麗だが、山も綺麗である。雨が降っていたとしても趣はある。しらゆきという特急列車と、E653系という車両が趣なので、それは当然のことと言える。

上越妙高に到着 雨でも趣のある連峰

しらゆき6号に上越妙高まで乗車 乗り換えます

 終点の上越妙高に到着。推し活で心は満たされたが、満足している暇は幸か不幸か、ない。次の新幹線には8分の接続で乗り換えである。なんだかんだ、そのくらいの時間が合理的だと言えるだろうか。

 というわけで新幹線の改札をくg……。

 

 

3.上越妙高糸魚川

 

 改札「ピンポーン!!」

 改札「この切符は、ご利用になれません☆」

 僕「ファッ!?」

 僕は絶句した。何これー!である。ナニコレ珍百景である。やっぱり多少なりとも影響力のありそうな絶句イベントに遭遇したかったものだが、如何せん「何故か自動改札に止められたため絶句」であるため、とてつもなく情けない。

 

 僕は改札に止められた事実に絶句するばかりだが、相棒も絶句している。といってもこの顔は、あれだ、「主が使用不可の切符をドヤ顔で自動改札に通し、止められて絶句したため絶句」であるから、随分賢い。

1駅分の乗車券を追加で購入

「何でツーデーパスで通れると思ったの?」

 ぴえん。

 よく見たら確かに先の青い切符に「北陸新幹線」の文字はないから、つまりそういうことである。同じ新潟県内でも、大糸線北陸新幹線はえちごワンデー・ツーデーパスともに使用することはできない。このフリーパスはJR東が出している。つまり、そういうことである。

 

はくたか565号に乗車

 

 680円で今度こそ上越妙高糸魚川の移動の権利を得て、ちょうどやってきたE7系に乗り込もう。切符の買い直しであたふたしていても、ホームには余裕を持って到着できた。

 それにしても綺麗な駅である。無人駅の頃とは随分違っているのだろうが、新幹線駅も「遠くへ、見知らぬ街へ」という、旅の高揚感を誘うものには違いない。

 まあ、果たしてどれほどの旅人がいま、そういう「ふらりと家を出て、切符を手に取って、見知らぬ街を列車で訪れる期待感」のもと、鉄道を楽しめているかどうかは分からないが……。ただし、制度としては全ての人々にそのゲートは開かれていて、列車はホームドアの向こうに今日も定時に滑り込んでくるのだ。

E7系にも久々に乗る

1駅だけど堪能!

 この白く輝いたE7系もまた、「夢の超特急」こと新幹線に相応しい車両ではないか。たった1駅だったが、まあ幸福な十数分だったと言える。
 

 

4.糸魚川直江津

 

糸魚川駅前 手前は「奴奈川姫」像

 

 目的地の糸魚川に到着する。相変わらず雨は降っていて、日本海はそこそこに荒れている……ように見える。

 ここは翡翠で有名だが、駅周辺だけでも見所が多い。

こんなのとか

こんなのとか

こんなのとか(元大糸線キハ52

こんなのだ(大糸線キハ120)

 趣のあるまちである!(鉄オタ並感)

 というわけで満足し、我々は糸魚川をあとに引き返す。滞在時間は50分。待つには長く、うろつくには少し足りない微妙な時間である。誰だよ満足とか言ったやつ。というより、

日本海ひすいラインのET122系に乗車

「本当に乗ってるだけ」

 うぐっ。

 

 これまた約1年半くらい乗るのはご無沙汰なET122に乗車し、直江津へ向けて北上していく。既に引き返す形になっているが、まあいいか。果たすべき大義は「列車に乗る」、たったこれだけなのだ。

 

 

5.直江津~新津

 

 そして最大の目的はここからである。

直江津駅 いつ見ても豊かなバラエティ

再びしらゆき(7号)に乗車

「再びの推し活」

「圧倒的幸福」

 既に酒と弁当を買い込んで、準備は万端だ。

 これを降りるときは旅の終わりを意味するから、やはり「お楽しみ」を最後に持ってくる行程の組み方は、少々難儀である。且つ、特急しらゆき号は少し前の改正で、5往復だったものを4往復に減らした。これにより、新潟行きの最終は直江津を17時38分に発車、新津には19時11分に到着する「しらゆき7号」となっている。以前、新津に22時過ぎに到着する「しらゆき9号」に2度、長岡から乗ったことがあった。遅くまで放浪しても特急乗車を行程の末尾に組み込めたことと、自由席でもたいへん快適に過ごせたのが良い思い出だ。

 

 まあ暮れる郷を眺めながら、駅弁と、特急列車の醸し出す香り(?)や走行音を肴に、のんびり晩酌と洒落込もう。相棒は窓にかぶりつき、僕はビールを片手にリクライニングシートに身体を預けている。ひたちチャイムの音色が、一段と優しく、心地よいものに聞こえる。

居酒屋E653

新津に到着!

 それで気付くと柏崎~見附くらいで爆睡していた。普通に酔いつぶれたようだが、まだ日本酒のカップがひとつ未開封である。あと三度ほどお手洗いに立った。

「酒弱くなった?」

 そうかもしれない。

「とりあえず次は目的地を決めて出発を早めて、余裕あり記憶に残る旅ができるといいな」

 それは間違いない……。

 

 ただ言い訳をすると、寝れるのって鉄道旅の特権だよね(←黙れ)

 

 

6.まとめ&おまけ

 

まとめ1(行程)

 

まとめ2(料金)

 

おまけ1

 今回のメモリールート

 新津~上越妙高の41駅。

新津~上越妙高 41駅

 経由:信越・えちごトキめき(妙高はねうま)です。駅メモerの皆様是非。

 

実際の移動

今日の五位堂

 長距離移動して赤いライン続くの壮観だから自慢したくなるよね。*8

 

おまけ中のおまけ

小涌谷あすか

 なお山には登らないし行かない模様。新幹線でトンネル抜けたのがそれで……ってことにはならないか。

 あと青海川しゅかのデジタルスタンプラリー、この日はまだ開催前だった、と執筆しながら気づいた。まあ、何度でも行けばよいのだ。

 

おまけ2(インスタ)