散歩というには少々、苦行である。
1.健康優良? -2024.6.5
職業柄、あるいはイベントの趣旨的にはこれを「ウォーキング」と呼称するべきか?ただ、このカタカナを当てはめるのはどうにもしっくりこない。主目的は歩行なのか?体力向上や健康づくりの効果を期待し、または実感できているのか?
……あまり難しく考えすぎると当イベントの趣旨そのものを否定しかねないので、やめる。ちなみに、市内の事業所が健康づくりを目的として、事業所対抗のような形で行うウォーキングラリーである。これ、チーム戦のようではあるが、チーム内でも個人ランキングが見れるようになっており、職場でも独自に順位によって景品を争う企画になっていた。
去年の秋……10月か11月?ごろにも参加したが、やる気が無かったのでほぼ最下位でボロ負けした。というより本音を言えば、休日は結構散歩、というか徘徊しているし、鉄道旅なら必然的に歩く機会も増えるから「張り切ってウォーキングなんぞしなくても上位入賞できるんじゃね」などと舐め腐っていた。結果、呑気に散歩している暇なんぞ無いわ!などと言い訳をして、上位争いからは脱落。にも関わらず、
「前回より*1歩数が伸びたから景品です!はいビール!」
といって、黒ラベルを貰った。色々といいのかこんなので。ちなみに景品は希望を募る形だが、対象者で酒類を希望したのは見た感じ僕だけ。他は天然水、スポーツドリンク、お茶……などだった。流石、健康優良企業。僕も正社員にしてくれたら検討しようと思う。
というわけで、出かける。もちろん張り切って優勝したいとか一ミリたりとも思っていないが、ただで負けるのはつまらない。ちなみに競うのは、どのくらい瘦せたのか、体力がついたのか……なんてことではなく、シンプルな”歩数”なわけで、
出かけてしまえば、あとはいつも通り、気の向くままである。
ついでに言うと、歩数を稼ぐだけなら走るよりも、狭めの歩幅でゆっくり歩く方が数字は稼げるから、うちの職場に張ってあるような「正しい歩き方」なんていう案内は無視する。おかげさまで一時はトップ3入りするなど好調で、(圧倒的1位の職員から)「今回頑張ってるじゃん」なんて言葉をかけられる。カロリーは全く消費されている気はしないが、腹は減り、その分を食べたいという欲求もあらわれる。健康っちゃ健康!
そして迎えた最終日、
広がる青空と、丘陵の深緑を照らす熱光線……既に風景も、肌に感じる気温も夏である。色彩としては非常にいい感じだが、梅雨が全くないのも悲しいし、何より暑い。今年もひいひい言いながら、最後には短すぎる夏を振り返るのだろうか。
散歩、といっても大抵は、家から新津駅の東口まで徒歩20分(約1.7km。)を歩き、磐越西線の東新津方面へまわって帰ってくるコースとなっている。同駅西口から進んで新津車両製作所の脇を通り過ぎ、文化会館前を左折して再び信越線を渡り、秋葉山の展望台で休憩、東新津駅の横の踏切を渡り、滝谷町を横切り、能代川沿いを自宅に帰る。坂を上るのが面倒だったり、図書館に寄る場合はショートカットするが、駅メモではどう考えても2駅分くらいしか取れないので、駅数稼ぎをしたいときはより距離を伸ばしている*2。
だが今回は、あくまでも歩数を稼ぎたい。というわけで、以下のルートを取る。
- 自宅から新津駅へ(約1.7km)
- 新津駅から原信の横を通り過ぎ、そのまま古津駅の西側を歩いて、線路の見える場所で休憩(約3.8km)
- 花ふる跨線橋(植物園とバイパスを結ぶ跨線橋)の下の踏切を渡り、県道320号を矢代田駅方面へ進み、ファミマでおやつを買う(約2.7km)
- 県道41号(白根安田線)を石油の里方面へ進み、(新津の街中じゃない方の)堀出神社にお参り(約2km)
- 中野邸記念館の脇を通って植物園へ行く(約1.7km)
- 園地内の良さげな場所を探して結局池の周りを一周(約1km)しておやつ
- さつき山公園方面から小川沿いの遊歩道を金津小方面へ進み、県道320号と合流(約2km)
- 帰宅(約4km)
普通に疲れた。が、これは次回もやる。
あと今まで侮っていたが、日差しが堪えるようになってきたので帽子とグラサンが欲しい。後者は野球と運転用に買ったものがあるからいいが、キャップは「宗教要素のない」普通のものがあったのに捨ててしまったようである。もっとも猛虎魂やロックンロール魂を主張して歩いてもいいし、小学校時代は前者を主張しまくって登下校していたから、大したものである。
合計キロ数は面倒なので数えないが、このコースにより推定26896歩を稼いだ僕は、接戦を繰り広げていた職員と約1000歩差をつけ、見事(?)第6位でフィニッシュ。最終スコアはイベント終了により見れなくなってしまったが、確か1位とは倍近くの歩数差をつけられてしまったと記憶している。また、事業所単位としてはトップ5入りはおろか、10位以内にも入れず脱落。……みんな、情熱が凄すぎる。
いいや、あくまでも目指すのは歩数稼ぎではなく体力向上ではないか!と言い訳をかました僕は、
歩数アップの景品としてお酒をもらい、消費したカロリーを水の泡にするのだった。
2.おまけ
鉄道要素皆無だったので一枚。
上沼垂色はエモすぎる。
全然触れてないけどやきうも観に行きました。
夏は夜。
誰か「ティーダの力」を解説してください(知念大成選手の応援歌)。
いつか好きな球場とか応援歌ランキングやろうかな(←需要は知りません)。