東京に出る機会があったので、のぼるを連れて行くことにした。

1.のぼる、東京へ上る&電車に乗る
東京とはいつ来てもやはりたのしい。
びっくりするくらい語彙力のない一文に我ながら呆れるが、本来そうあるべきである。早朝の池袋で、痛む右肋骨(←?)や下半身を引きずり、怠惰な脳味噌に対する眼の覚醒のギャップに苦心し、高層ビルの隙間にどんよりと濁った空の色を見つけ、三澤紗千香の「インフィニア」を聴いて勇み足になるが、その必要は別にないと思い出してイヤホンの電源を切った。夜明けの大都会、且つ何だかんだで楽しみだったので聴きたくなってしまうが、まだ6時台に「さあ、行くわよ!!」(cv.佐藤利奈)と言われても早すぎるのだ。
続・充電が瀕死
ちなみに、

「充電がないwwwwwwww」
「学習能力なくて草」
ご指摘の通りである。あるいは、とんでもなくドジで間抜けかのどちらか……いや、両方だと思われる。
バスは全席コンセント完備だった。にもかかわらず、乗車時に慌てていたせいで充電ケーブルを宿泊用カバンに入れて、そのままトランクへ預けてしまった。またモバイルバッテリーも忘れてきた。というより、充電できるからと高をくくり、持ってこなかったという方が適切である。どうもこうも、前日が遅番で、しかもよりによってよりによったので(←?)、つまりそういうことで、要するに前述の通りである。ついでにアイマスクもトランク預けにしたし、メガネは車の助手席に忘れてきた。
だが、いつぞやのように「着いて早々にビックカメラを探す」という点だけはこの日はなかった。今考えると電気屋でモバイルバッテリーを買えばよかった気がするのは置いといて、

「マックは神」
マックは神である。大事なことなので何度も言うべきである。全席にあるわけではないが、朝食のついでに充電もできるというのは非常にありがたい。いつぞやと違い、開店まで右往左往するということもない。……あの時は開いているカフェやファストフードが近くになかったのか、もしくはあったけれど調べなかったのだろうか。今は昔である。
何よりマックは美味しい。揚げたてかどうかは知らないが、僕にとってはこの赤と黄色の看板とか、トレーの上に宣伝用の紙が乗ってるこの感じとか、ドリンクのプラの蓋が贅沢の象徴に見え、それがパンに挟まれた肉の質感をより豪華なものにする。
遊ぶ
ちなみに秋葉原駅前(東側)のマックは絶好のトレインビュースポットになっていた。エネルギーを補給し、行き交う長大編成且つ彩豊かな列車を眺める。真ん中に二階建てを携えたE231やE531。東北から連れ立ってやって来たE5とE6。銀色の通勤電車の中において「白」が誇らしげな、E657やE257などの特急列車。東京を発ってきたと思われるE7に、いるかどうかも分からないのに、色々と託す。
良い感じに充電も回復する。気のせいか、シルバーのボディに緑のラインを施した、昔の「つばさ」に酷似した列車も走っていったような。
電車(地下鉄・255系など)
さて、肋骨はギリギリ痛いが、充電はそこそこ回復した。7月もそうだったが、夜行バスに乗ると肋骨付近が痛くなるのは何故なのだろう。用事は午後からなので特段急ぐ必要もなかったが、まあ折角こちらに出てきたからには、

遊ぶ。
もはや「電車に乗ること」そのものが遊びになる。相棒にとっては、初めての電車が東京の地下鉄・丸ノ内線。もっとも3~4割くらいは駅メモの新駅採取であり、本当にゲームなのだが、ゲームばかりしていても勿体ない。というのも、

彩が豊かである。川と崖の間の僅かなスペースを、複数の線路が交差したり、並走する。御茶ノ水の地下鉄とJRが交差する地点では、早朝にもかかわらず撮り鉄が橋上で武器を構えていた。インスタにしょっちゅう上がるからなあ、と、少し聖地巡礼したような気分になる。しかし、御茶ノ水駅で降り、JR線のホームに入場した直後、対岸ホームに歩を止めた車両を見て、彼らの「本命」はこれなのかなと思った。
相棒にしてみると、僕を含めカメラを向ける人々の心理は分からなかっただろう。それでも橙か黄色の帯を巻いた、ステンレスの通勤電車が発着するはずのホームにおいて、

白地に海の青と菜の花色を塗り、大きな窓を備えた車両がいると、まあ、異質である。あちらの海まで乗り入れる列車が通らないわけではないが、ここを通る電車の目的地は遠くの海ではなく、大都市の華やかさと忙しさを、次の駅へと運び、また乗せることかと思われる。
つくばエクスプレス
さて今回、特に乗りたい電車がある。

列車名ではなく路線名である。だが乗っていると、「○○線」はおろか「○○急行」に留まらない何かを体感できたような気がする。いたってロングシートの通勤型電車。だが、

この通勤電車はどこかのタイミングからだったか、まるで自分が特急列車であるかのように爆走し始めた。手持ちのスピードメーターは130km近い数値を出している。

車窓は田園風景になった。平野の広がる中を、高架上をひた走るその車窓が、まるで上越新幹線のようである。踏切を通過した記憶がなく、ずっと地下か高架を走っていたような気がするが、これと駅間の長さがおそらくは高速化に繋がっているのだろう。
高速走行する電車に乗るのは楽しい。これに特急料金の類は一切払っておらず、あくまでも乗車券だけで、手軽にこの気分を味わえるのがいい。
暇だったので、終点のつくばまで乗りとおし、すぐに引き返してきた。アキバから1時間ちょっとでここまで来れるのは凄まじい。ところで、つくばでの滞在時間はせいぜい20分あるかないか。頭がおかしかったと言える。
新幹線・特急列車
午後の用事を終え、東京駅に戻った。概ね何をしていたかはお察しいただけることかと思うので割愛するが、ここも宝の山なので、

満喫する。
やはり東京に思うのは、編成も長大で、色んな顔があって、ホームも本数も多いことだ。それでいて、地下鉄や各駅停車もあれば、どこか東京ではない遠くへ運ぶ列車もやって来た。ホームの多さ、及びそこにやってくる車両のバラエティは、「ここからどこへでも行ける」と「ここに色々なところから集まっている」ということを示している。まあ東京なのでそれはそうなのだが、そこに何度来ても感動するあたり、一向に「都会者」にはなれなさそうだ。
熊谷で一泊し、翌日は新幹線に乗った。熊谷から長岡まで1時間足らずで、午後の柏崎での試合には余裕で間に合った。理論上は近くて呆気ないような、いつでも気軽に行き来できてしまうような気がする。

そうして降りて帰宅して、現実にまた戻ったときに、また大きすぎる壁が塞がっていたことを思い知るわけだ。だが、何度行こうといちいち感動しないと気が済まないのだから、また越えられる日を楽しみにしようと思った。
柏崎で凄まじいボロ負けを喫した後、ちょうどいいタイミングだったので「信仰」を行った。E653はいい。何が、と言われても困るのだが、いい。
東京は楽しくて、新幹線には夢があって、E653は信ずるべき尊い存在である。鉄道のこれがいい、という主張をする気はないが、
「のぼる沢山電車乗れたね!楽しかった?」

「月1で行きたい」
「行きたい💢」
はい。
2.のぼる(となかまたち)、やきうをみる
そういえば今更ながらDAZNに登録した。

実際は7~8年前くらいから「阪神戦中継全然ないし後で振り返って見たいから何か登録しようかな」と思い、色々と比較検討をしていた。まあ一番いいのは143試合全てを現地で見たいところだが、現地観戦どころか中継すらないのでリアタイすらできない、というのが昨今の事情*1であった。何なら阪神ー讀賣戦すら中継が無かったり、1試合も地上波どころかBSでも中継しない日があるのだ。
というわけで、TVのスイッチさえ押したらリビングが甲子園になった日に別れを告げて、2300円/月*2を支払うことにした。ちなみに1軍戦だけではなくファーム公式戦も一部見られるため、オイシックスの試合も見ることが出来る。最初は「イージースポーツ」に入っていたが、これはアプリが無くて何か使いづらかった。
お金で解決することにはなったものの、リビングにいながら「やきうの時間」が戻ってきたことは大変いいと思った。出費は痛かったが、

「1軍1試合のチケット代より安いんだな」
高かったらまあ困るんだけども。
ところで肝心の虎は、

特にあれなので、割愛する。正確にはあれなのだけれど、まあ、あれだし、はっきり言ってあれかなというところかも分からない。只、あれなだけである。
3.おまけ
余談だが、柏崎での試合、佐藤池球場は最寄り・茨目駅から徒歩圏内で、同じく電車移動する人も多く結構賑わっていた印象だ。遠征してきたと思しき人も多かったが、茨目駅はSuica非対応だった。同球場開催ももっと賑わえば、沿線の活性化もさることながら、早期のICカード対応に繋がるのではないか……と期待するのだった。
あと夜バス乗るといつも窓側の肋骨が瀕死になるんですが私だけですかね。