むしょくとうめいのらくがき

鉄道と酒と野球ではしゃぐ4歳魚と26歳児の気ままな放浪記とか落書き 

すさまじ -2023.2.18

千字もいるか?

 

 ってくらい、何もない土曜日であった。何しろ、起きたらほぼ終わっていたようなもんである。

 前日に寝不足のまま実働8時間の肉体労働をし、今年度推定7回目の「二度とこの現場行かない」を思い、帰宅途中に寄り道・休憩をして、家の布団に入ったのが午前三時だった。就寝時間はずっとそんなものだけど、10時間以上一度も目が覚めずに午後を迎えていたのだから、我ながら「すさまじ」である。

 カーテンを開けると、既に西日が向かいの家に反射して……いなかった。雨が降っている。どちらにせよ趣は失せた。

 

 一般的に言えば「三時のおやつ」の時間帯に、両親が用意してくれた飯を食べる。目玉焼きと細かく切られた野菜が「健康的な朝食」を体現していて、さらにR-1のヨーグルトと、ホットカフェラテを置くと、ううむ、それっぽ~い!でも今は15時30分―何ならもう一時間くらい待って「早めの晩御飯」にしても良いレベルである。目玉焼きは冷めても美味しかった。実家最高。メンタルはズタボロである。

 三十分くらい経ったころ、両親が帰宅する。聞けば、僕が眠りこけていた時間帯に、カフェや酒蔵を巡ったりしていて、それが母のインスタグラムにも投稿されている。なんでも最近フォロワーが急上昇、「いいね!」も20~30人程つくようになったとのことだ。あれぇ、使い方を教えてまだ一年経っていないのにな。メンタルが再びズタボロになる。

 

 頭痛に苛まれたまま、気が付くと夕食の時間になった。

 朝食から三時間も経っていないが、美味しかった。シチューには酒粕が入っている。今日行ってきたカフェのメニューを想像して作ったというが、本当に店に出せそうなほど、美味い!!……実家で過ごすうえで、この夕食の時間をたびたび「問題点」として取り上げているが、美味しいご飯には謝辞を述べねばなるまい。だが、これが結局のところ「一日の締めくくり」を体現し、それが例えば18時半に否応なく訪れるとすると、まあなんだ……そのあといくら起きていても、以下のようになる。

 あ~あ、今日も何もなかったなあ。

 

 食後に中途半端な気絶をし、また深夜になった。労働後も休日も、酒の味に変わりはない。余計に本業……と慕う今の受付事務のほうが、肉体は酷使しないし、楽しいし、自分に合っているな、と思う瞬間である。

 

 次の休日こそは三時のおやつが食べたい二週間ぶりの休日の落書き