むしょくとうめいのらくがき

鉄道と酒と野球ではしゃぐ4歳魚と26歳児の気ままな放浪記とか落書き 

またおれだ、出発高速進行!

 久々にやりたくなったので、電車でGO!で遊ぶことにした。

これである

 

 

 

1.「電気を大切にねぇ?☆」

 

『電車でGO!2 高速編 3000番台』*1

 

 如何せん購入してから(というより、買い与えられてから)20年近く経過する。少なくとも作中の”時刻表”は「一世代以上前」のものであることは、パッケージを飾る車両が物語っているといえよう。

 

 そう。

 E3系はおろか200系が現役*2で、485系北越急行線に乗り入れている*3のだから!

 

 ということで、先ず一つ目の問題として「現PCで作動するのか?」ということが考えられるのだが、架線柱や建物が黒くなる、news通知を×で消すと画面が紫や二重三重になる(?)、などの多少のバグこそあれど、プレイするのに支障はない程度であった。こういうものも設定であれこれいじくれば解決するのかもしれないが、面倒だからやらない。動くから問題なしである。

 

乗務(何か取り扱い誤り+何処か速度超過)

 さて実戦である。

 当初よく乗務(プレイ)していたのは、標準軌仕様になっている田沢湖線701系とか、E3系こまちの簡単なやつである。園児~小学生の僕は、面白がってわざと車止めや車両に激突し、乗客に「キャー!!!UWA嗚呼!!?ー何ヨォこの電車ぁ~秋葉☆検定!!!」*4などと言わせていたものだ。ちなみに保育園時代の僕の将来の夢は「でんしゃのうんてんしゅさん」であった。おお、現実にならなくてよかった!!

 

 というわけで、一番簡単なHK100形の快速を選択する。

 スノーラビットでもないのに、ワンマンカーの快速運用がこの時代にはあったようだ。と言っても犀潟、くびきと停まり、何故かうらがわらで終わるので、違いは分からない。まあ昔のだし、ゲームだし!ってことで、直江津駅を発車―。

 

 ppppppppp

【戸閉め灯無視 減点-5】

 !?

 

 運転士は、何故警告ベルが鳴り、列車が停車したのか理解できない。ホームに乗客はおらず、信号は青になった。マスコンを入れた。通常なら電車は動くはずである。当然、司令には無断で復帰扱いを行う。

「制限35、減速。……第二閉塞、進行」

 ともかく直江津を発車し、次の停車駅・犀潟を目指す。ほくほく線なので黒井は通過駅になる。なんか、カッ、カッ、カッ……、と音が聞こえる。ハイヒールを履いた乗客による嫌がらせだろうから、そういうものは気にしない。メンタルも大事である。……ん?

 

 pu,pu,pu,pu,pu

【ダイヤが遅れ気味です。速度を上げてください】

 

 運転士は、何故、どこから警告が鳴っているのか理解できない。どこからともなく「目安は90km/hです」「次の信号が見えるまでは制限速度でがまん、がまん」などというメッセージが飛んでくる。機器のエラーメッセージだろうか、ちゃんとメンテナンスしておいてもらいたいものである。

 ひとまず黒井を通過し、停車駅・犀潟に差し掛k

 

 ppppppppppppppppp

【制限速度超過 減点】

 

 チーン

「電気を大切にね~☆」

 

 運転士は、何故、どこから、何が、いつ、どうやって……というあらゆることが理解できない。

 しかし犀潟駅ホームの手前で、あの無類の加速性能を誇るHK100形は「電池切れ」とでも言うかのように力尽き、停車した。変わらず「スピードの出し過ぎですう☆」「ダイヤを守ってくださいねぇ☆」なんていう声が聞こえてくる。とにもかくにも、理解できない。

 

股尾前科以下?

 まるで「またお前か」とでも呆れられるかのように、運転評価の各欄に「不可」の印を頂戴し、最初の乗務はこうして打ち切られた。安全性の配慮・ダイヤの正確さ・信号標識を守る......等々、悉く!申し訳程度に18とかついた点数が、逆に悲しい。

 だが、弁明をさせてもらうと、ブランクを差し引いてもこのゲームは「難しい」。特にこれより後に買い与えられる、ps2版の『電車でGO!プロフェッショナル2』に慣れてしまうと、PC版のこのゲームの難しさがより際立つように感じるのだ。例えば、

  • 各種標識の予告(PS2は画面左に信号・標識・停止位置ライン等が予告される)
  • 定通・定着の猶予(PS2は前後数秒の誤差も定通・定着扱い)
  • 駅到着の合格範囲ゾーン(PS2では設定により黄・緑・赤のゲージによる停止位置の表示が可能)

 という具合である。

 と言っても、実際の乗務は数秒の誤差も許されず、曲線や分岐器の速度制限も遵守せねばならない。また、それゆえに試運転や線見があるわけだ。ゲームをプレイする我々も、最初はクリアできないだろうから、乗務を重ねて各線・各駅の線形等を把握する必要があるよ、ということだろう。

 

 なるほど、そう考えると、あの頃はどう頑張ってもはくたかがクリアできず、その鬱憤を盛岡の車止めにぶつけたりしたものだが、今ならこのゲームを楽しめる気がした。早速、こまちの大曲~盛岡などもプレイし、200系との安全な連結にも成功した。と言っても、やはり運転士は、理解できないことがある。

「電気を大切にねえ☆」って、なに……?

 

 

2.おまけ(ギャラリー&インスタ)

 

 マスコロは元気です。

 きょうも元気に空腹で御立腹です。

 先日(というか先月)4歳になりました。

マスコロ「捕食するぞ」僕「逃げてる逃げてる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マスコロ「えっ終わり????????」

 はいすみませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:株式会社タイトー 1998年/株式会社アンバランス

*2:おまけに東北新幹線「やまびこ」での運用で、「こまち」と併合している。

*3:JR西の485系は2002年まで、JR東の485系は2005年2月末まで使用されていたらしい(ソースはwiki)。

*4:といっても一般的に知られる「秋葉検定」とは少々異なるようで、僕の持っているバージョンだと「車止め激突時には言わない」「停車駅通過時に新聞を噛んでテンション低めで言う」「運転士の発声も明朗ではない」等々の特徴がある。