むしょくとうめいのらくがき

鉄道と酒と野球ではしゃぐ4歳魚と26歳児の気ままな放浪記とか落書き 

+1、-2

 天気がいいのに結構寒かった、割には日に焼けている。

 

 

 

1.2023.4.22 土曜日

 

 極力早く起きて、最低限日の光を浴びて軽く体操でもしよう、と思った。とすれば11時というのも結構頑張った気もするが、おかげで時間ギリギリになってしまう。体操は結局できず、忘れ物もする。「投げることが楽しみ過ぎて……」と言い訳をかましたからには、本分のピッチングの精度を高めていかねばならない。

 

 ということで自主トレである。屋外野球場も、マウンドも、実に1年半ぶりのことになるだろうか?ダイヤモンドの盛り上がった中央から、友人を見下ろす。

 ……なんか遠く感じる。高めの直球は失速し、変化球は悉くワンバウンドする。フォークを投げたら、ホームベースの数メートル手前で跳ねた球がストライクゾーンを捉えて、草であった。

「壁」がきょうもあらゆる要因で崩れている。フリーフットの着地点が砂場のようになっていて、バランスを取れなかったことも一つだが、最大のポイントとしてグラブが下がっていることに気付く。腕を振りたいとか、低めに投げたいという気持ちが先行し、そうなったのか?窮屈と感じない高さ・遠さにグラブを出していたつもりだが、実際のところピッチングは、ごくごく限られた幅の中で身体全体の力を効率よく使い切らねばならない。本来負荷をかけていながら、その力をリリース時の指先―ボールに伝えられないとき、それはどこかに「ロス」があるということだ。

 バッティングもする。ファウルで良い、ゴロで良い、ヒットを打とうとしない―という意識が、こちらでは「ロスの無い」スイングになっただろうか。割とヒット性の打球も飛ぶ。しかし選球眼はかけらもなく、身長ギリギリの高さに抜けてきたボールに手を出す。それでいて、「高めを逃さず捉えられた」とドヤ顔で分析する。

 

 Twitterにあげた映像はどう見ても山なりのスローボールを映していて悲しくなったが、あれでもマウンドからは走って見え、まとまっていたように見えたのだ。成長はしていると思いたい。だが、一つ良くなったら二つくらい悪くなっている気もするのだった。

 

 

2.2023.4.23 日曜日

 

 朝6時に起きる。日の光が眩しい。既に夜の闇は明け、世界に色が満ちている。

 

 こんなに張り切って早く起きる必要はなかった、と実感するのは、目的地の最寄り駅に1時間半ほど早く辿り着いた時なのだが、まあ何かが「徳」になったのだろう。ただ風景の放つ眩しさとは裏腹に、空気はどうにも冷たかった。

 昨年夏に数回勤務した現場に到着する。まさか「ウェルカムバック!」なんて言われるはずもなく、まして当時とはメンバーも異なり、とりあえず必死に記憶を思い起こしながら準備に取り掛かる。火が起きない。起きたが、弱い。着火剤と木炭を惜しげもなく投入したが、一向に燃えている気がしない。でも熱は白煙となって立ち上がり、頭上からは眩しい光線が降り注いでいる。

 ……思い出してきた、この感じ。バーベキューコンロの放つ熱、肉の油、アスファルトの放つ熱、人の熱、太陽の熱。ここだけがクソ暑(熱)いのだと、後で知る。炭の焦げる臭いが服から離れない。

 人の出は回復傾向にあり、複合ナントカ施設の分類であるこの日の現場もそこそこにぎわった。焼いた肉串はそこそこ売れた。人気の割合がどんなもんか知らないが、たぶん魚とか酒はもっと売れたのだろうなと邪推する。いらないことを考えるな、とでもいうかのように、炭が放つ白煙が熱とともに目を襲う。しみる!出来上がりを待っていた客が、「店員が突然泣き出した!」と困惑したことは想像に難くない。ちなみに串本体が焼き過ぎで折れる、出来上がり寸前で先端部を落っことす、等は本当に泣きたくなった。

 自宅の最寄り駅で、やはりあのコンロの前だけが暑(熱)かったのだと知る。クソ寒い。夕食にもらった「おまけ」をビールとともにいただく。未だに炭の臭いと右手中指の火傷未遂が消えないが、十分だろう。

 

 労働後の一杯が年々美味しく感じられるようになっているので、それが成長であると勝手に思っておく。だが、前日の(よくない箇所に現れた)筋肉痛は明日以降も残りそうである。成長しきらないうちに、もう退化は始まっているのだろうか。

 

 

3.おまけ(インスタ)

 

 

 ということで引き続き26歳児&4歳魚もよろしくお願いします

 

 

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